トマソン心の扉

トマソンのようにわたしはなりたい。
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きっと。
大好き。


ダ イ ス キ 。


好き


ス キ



大 好 き 。



たった一言の、


この言葉。



たった一言なのに言えない。


きっと、


あたしが思うに、


この言葉は



あたし達人間が


手に入れた言葉の中で、




きっと




1番口に出すのが難しい。



そしてこの言葉は、



1番幸せになれる言葉だとも



あたしは思うんだ。

ロングヘアー
あなたのために髪を伸ばしたの。

だって、あなた



「長い髪が好きだな。」



って言ったでしょ?



だから、あたし

まとめやすかったミディアムヘアを

やめました。


肩より先なんて、

今まで伸ばしたこと無くって、

慣れないヘアケアだって頑張った。


あなたのことを思いながら、

早く伸びるように、

高いシャンプーと

トリートメントで


毎日、

一所懸命、

ケアをしたの。


でもね、

あたしがあなたのことを思いながら

一生懸命、

髪の毛に時間をかけていたら

いつのまにか…


あなたの隣には


ショートヘアの似合う


女の子がいた。


悲しみと同時に




「これから髪に時間をかけないでいいな。」




っていう安堵が、

こみあげてきた。


ばいばい。

あたしの髪の毛。

カップケーキ
甘ーい 甘ーい 

カップケーキをあなたのために。


あなたは

苦ーい 苦ーい

ブラックコーヒーと


甘ーい 甘ーい

カップケーキを一緒に食べることが何よりもスキで、


あたしは

ホント言うと、

適度に甘いカップケーキと

ミルクだけが入っているコーヒーが好みなのだけれども、


あなたに嫌われたくない一心で

あなたのために、

あたしの好みとは程遠い、


カップケーキを焼くの。


スキなはずないお菓子を一生懸命、

作っているはずなのに、


何故だか今じゃ、この苦痛な時間があたしの幸福。


Illustrations by FREEGATE.
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